内閣は、放射線障害防止の技術的基準に関する法律(昭和三十三年法律第百六十二号)第十一条の規定に基き、この政令を制定する。
(専門委員)第一条 放射線審議会(以下「審議会」という。)に、専門の事項を調査させるため、専門委員を置くことができる。
2 専門委員は、放射線障害の防止に関し学識経験のある者のうちから、原子力規制委員会委員長が任命する。 3 専門委員は、非常勤とする。 4 専門委員は、当該専門の事項に関する調査を終了したときは、解任されるものとする。 (部会)第二条 審議会に、その所掌事務を分掌させるため、その定めるところにより、部会を置く。
2 部会に属すべき委員及び専門委員は、会長が指名する。 3 部会に部会長を置き、その部会に属する委員のうちから互選された者がこれに当る。 4 部会長は、部会の事務を掌理する。 5 部会長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員がその職務を代理する。 6 審議会は、その定めるところにより、部会の議決をもつて審議会の議決とすることができる。 (議事)第三条 審議会は、委員の過半数が出席しなければ、会議を開き、議決することができない。
2 審議会の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。 3 前二項の規定は、部会の議事について準用する。 (庶務)第四条 審議会の庶務は、原子力規制委員会原子力規制庁において処理する。
(雑則)第五条 この政令に定めるもののほか、議事の手続その他審議会の運営に関し必要な事項は、会長が審議会に諮つて定める。
附則
この政令は、公布の日から施行する。 放射線審議会令(昭和三十二年政令第百六十七号)は、廃止する。附則(昭和五九年六月二七日政令第二一九号)
この政令は、昭和五十九年七月一日から施行する。附則(平成一二年六月七日政令第三〇八号)
(施行期日)
第一条 この政令は、内閣法の一部を改正する法律(平成十一年法律第八十八号)の施行の日(平成十三年一月六日)から施行する。
附則(平成二四年九月一四日政令第二三五号)
(施行期日)
第一条 この政令は、原子力規制委員会設置法の施行の日(平成二十四年九月十九日)から施行する。